マナハウス

昨日、名古屋市中区栄にある「マナハウス」(http://www.manah.net/)へ行ってきた。
ここって、昔は書籍購入(現金、クレジットカードのみ)に対して一律3%のポイントを付与し、500ポイント=500円(だったか…最低単位)で還元していたところ、講談社だったか小学館だったかからクレームが入り、結果昨年2002年末で同制度を中止し、新たなポイント制度が始まったわけ。
その新制度ってのが、今までなかなか見えてこなかった。チラシには訳のわからない表現があり、とにかく1000ポイント貯めれば最大7%還元するって話だったのだが。
昨日、6月になって初めて行ってみた。予め謳ってあった「1〜5月の取得ポイントによって6月の優待が決まる」と言うのは、「1〜5月取得ポイントによって、6月の購入ポイントに対する掛け率が変わり、その6月取得ポイントに応じたポイントを7月に受け取れる」らしい。そのポイントは(当初のように)1ポイント=1円として使える、とのこと。
おいおい。判ったけど、何でこんなに難しいことをしているのか、の理由がさーっぱり判らん。もしもだよ、6月、たまたま名古屋に居られなくて本が買えなかったらどうなるんだとか(まるで無駄になるのだよね、きっと)。
まぁ一番悪いのは、訳のわからないごり押しした版元であったり、もしかしたら近隣の大手書店(近くには丸善、星野書店、ちょっと離れて紀伊國屋書店、パルコブックセンターがある)の影響もあるのかもしれないが。
こんなポイント制度ならやめて良し。下手すりゃ逆に顧客満足度が吹っ飛ぶかもしれないへんてこな制度を(やめるにやめられず)続ける必要があったら、宅配無料の限度額下げとか、コーヒーサービスの廉価化、気軽に頼めるコミックスのラップ開封とかの方が嬉しい。
ああそういえば、ここってできた頃はコミックの見本でも鬱陶しい覚えがあったが、これは止めてくれたんだよね。
一時採用した集中レジを元に戻したり、必ずといって良いほど袋に入ってたアンケート葉書を各階の店員さんが客の見えるところで集計してたりとかはやめてくれたり、しょっちゅう本のコーナーが変わったりなども落ち着いたようだけど、まだまだマナハウスの迷走は続くのだろうか。
しかし、トピックスとして http://www.manah.net/mall/mana_card.jsp で書かれているものの、最初に目に入る、http://www.manah.net/mall/point_info.jsp には記載もリンクもないのはどういうわけなんだろう。あっちも混乱しているのかな。
いやはや。

ところで、@本屋さんで購入してもなかなか本が入荷しなかったり、在庫切れになったりするのは(一般の書店では山のように平積みされているのに)やはり同じような圧力があるのかな。もっともbk1とかでは普通に買えるから、やっぱり個別の問題なんでしょうか。